皆さんこんにちは!
うさぎの介護用品店です。
~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~
福祉用具レンタルの仕事では、一人の利用者様にさまざまな人が関わります。
福祉用具担当者。
ケアマネジャー。
介護スタッフ。
ご家族。
医療やリハビリに関わる方。
必要に応じて多くの関係者と連携しながら、利用者様の生活環境を整えていきます。
だからこそ、非常に重要になるのが「引き継ぎ」です。✅
利用者様の状態が変わった。
用具を変更した。
ご家族から相談があった。
その情報が一人だけで止まってしまうと、安全な生活を支えることが難しくなる場合があります。⚠
目次
福祉用具を選ぶうえで、利用者様の身体状況は大切な情報です。
歩けるのか。
立ち上がれるのか。
どの程度支えが必要なのか。
以前と変化はあるか。
必要な範囲で情報を共有します。✅
昨日までは一人で移動できた。
しかし最近はふらつく。
こうした変化によって、必要な用具や使い方が変わることがあります。
身体の状態だけでは十分ではありません。
一人暮らしなのか。
ご家族と暮らしているのか。
日中に介助者がいるのか。
生活環境によって福祉用具の使い方も変わります。
例えば、
一人で使うことが多い用具。
介助者が操作する用具。
必要な条件が違います。
「どんな生活をしているのか」まで引き継ぐことが大切です。✅
住宅の情報も重要です。
廊下が狭い。
玄関に段差がある。
寝室からトイレまで距離がある。
家の中に階段がある。
こうした情報があることで、より生活に合った用具を考えられます。
担当者が変わるたびに一から確認するのではなく、必要な情報をきちんと記録しておくことが重要です。✅
現在使用している福祉用具について、
どの商品なのか。
どのような設定なのか。
どこで使用しているのか。
分かるようにします。⚙
例えば介護ベッドであれば、
高さ。
周辺の手すり。
位置。
設定内容が変わることで使用感も変わります。
利用者様に合わせて調整した内容を、次の担当者にも引き継ぐことが大切です。
引き継ぎで大切なのは、
「この車いすを使っています」
だけではありません。
なぜその車いすなのか。
理由まで共有することです。
屋内で方向転換しやすいから。
本人が操作しやすいから。
身体を支えやすいから。
理由が分かれば、状態が変化したときにも見直しやすくなります。✅
専門職から見ると、
こちらの方が安全。
こちらの方が便利。
と思うことがあります。
しかし利用者様本人にも希望があります。
できるだけ自分で歩きたい。
ベッドではなく今までの生活に近づけたい。
家の雰囲気を大きく変えたくない。
その気持ちも重要な情報です。☺
本人が何を大切にしているのかを引き継ぐことで、その方らしい支援につながります。
福祉用具担当者は、ご家族から相談を受けることもあります。
夜の介助が大変。
ベッドからの立ち上がりが心配。
車いすへの移乗が難しい。
こうした情報は、生活上の課題を見つける大きなヒントです。✅
必要に応じて関係者へ共有し、より良い方法を一緒に考えます。
訪問したときに、
以前より歩く速度が遅い。
立ち上がりに時間がかかる。
用具の使い方が変わっている。
気づくことがあります。
福祉用具担当者だけで判断するのではなく、必要に応じて関係する方へ伝えることが大切です。✅
日々の小さな変化が、今後の支援を考えるきっかけになる場合があります。
もし転倒した。
用具使用中に危ない場面があった。
こうした情報があれば、隠さず共有することが大切です。⚠
なぜ起こったのか。
用具の位置は合っていたか。
生活環境に変化はなかったか。
再発を防ぐために確認します。
誰が悪かったのかではなく、これからどう安全につなげるかを考えます。✅
車いすから変な音がする。
ブレーキの感覚が違う。
歩行器が使いにくい。
利用者様から相談があれば、早めに確認します。⚠
「まだ使えるだろう」
と自己判断せず、必要な点検や交換につなげることが重要です。
次の担当者が訪問する場合には、
どんな相談があったのか。
どこを確認するのか。
正確に伝えます。✅
福祉用具を納品した際には、
どのように使用するのか。
どんな注意点を伝えたのか。
誰が説明を聞いたのか。
必要な内容を記録します。
担当者が変わったとき、
「説明しました」
だけでは分かりません。
どこまで理解されているかを把握できるようにすることが大切です。✅
利用していた福祉用具を別の商品へ変更することがあります。
身体状況が変わった。
住環境が変わった。
使いにくかった。
理由はさまざまです。
「変更しました」
だけではなく、
なぜ変更したのか。
以前の用具で何が困っていたのか。
情報を残します。✅
同じ問題を繰り返さないためにも大切です。
退院に合わせて福祉用具を準備する場合には、
いつ自宅へ戻るのか。
いつ納品するのか。
誰が立ち会うのか。
スケジュールを正確に共有します。☎
退院したのにベッドがまだない。
そうならないよう、関係者と連携して準備します。✅
福祉用具レンタルでは、ケアマネジャーをはじめとした関係者と情報を共有する場面があります。
現在困っていること。
用具を使ってどう変わったか。
今後気になること。
必要な範囲で伝えます。✅
自社だけで考えるのではなく、それぞれの専門職が持つ視点を合わせることで、より良い生活支援につながります。
いつも同じ担当者が訪問できるとは限りません。
担当変更。
休み。
急な対応。
別のスタッフが伺うことがあります。
そのときに、
初めて聞きました。
何も分かりません。
では利用者様も不安になります。⚠
前回の訪問内容。
相談事項。
次回確認すること。
記録しておくことで、担当が変わっても安心して対応できます。✅
介護や生活についての話は、利用者様やご家族にとって負担になる場合があります。
担当者が変わるたびに、
最初から全部説明してください。
では疲れてしまいます。
必要な情報がきちんと引き継がれていれば、
「前回伺った内容ですが」
と続きからお話できます。☺
これも安心できるサービスの一つです。
福祉用具レンタルでは、生活や身体状況など大切な情報を扱います。
情報共有は重要ですが、必要以上に広げて良いわけではありません。⚠
業務上必要な人へ。
必要な内容を。
適切な方法で共有する。
利用者様の安心を守るためにも大切です。✅
搬入時に段差でつまずきそうになった。
ベッド設置場所が想定より狭かった。
用具の操作で分かりにくい点があった。
事故にはならなかったことにも改善のヒントがあります。
「今回は大丈夫だった」
で終わらず、
次回どうするか。
チームで共有します。✅
経験を積んだスタッフは、利用者様や住環境を見ると、
ここに手すりがあれば動きやすそう。
この高さでは立ちにくそう。
さまざまなことに気づきます。
しかし、
「経験すれば分かる」
だけでは若手は成長できません。
どこを見たのか。
なぜそう考えたのか。
具体的に伝えることが大切です。✅
福祉用具レンタルにおける引き継ぎは、社内の連絡だけではありません。
利用者様の安全。
ご家族の安心。
関係者との連携。
すべてをつなぐ仕事です。⭐
誰が担当しても、
現在の状況を理解している。
必要なことが伝わっている。
安心して相談できる。
その状態をつくることが良い引き継ぎです。
これからも一人ひとりの情報を丁寧に扱いながら、チーム全体で利用者様の暮らしを支えていきたいと思います。✨