皆さんこんにちは!
合同会社うさぎの介護用品店、更新担当の中西です。
~“生活の質”を変える時代~
福祉用具レンタルは、介護保険制度の開始以降、一気に社会に広がりました。
しかしその後も、レンタル業は「ただ便利になった」だけではありません。技術の進歩、医療・介護連携、地域包括ケアの考え方など、社会の変化とともに役割を広げ続けてきました。
今回は、福祉用具レンタル業がどう進化し、今どんな価値を提供し、これからどうなっていくのかを歴史としてまとめます
2000年以降、福祉用具は一気に高機能化が進みました。
介護ベッド一つとっても、昔は「高さ調整」程度だったものが、今は…
背上げ・脚上げの電動制御
立ち上がりやすい高さ設定
体圧分散マットレス(褥瘡予防)
サイドレール・移乗補助具との組み合わせ
さらに車いすも、
軽量化
姿勢保持機能
リクライニング/ティルト
段差対応の工夫
こうした高機能化は便利ですが、同時に「高額化」もしやすい…。
だからこそレンタルのメリットがより大きくなりました
✅ 高額でも月額で利用できる
✅ 合わなければ交換できる
✅ 新しい機種へ切り替えやすい
この仕組みが、用具の進化を暮らしに届けるルートになったのです✨
高齢化が進むにつれて、転倒・骨折・寝たきりのリスクが注目されるようになります。
特に在宅では、病院のように整った環境ではなく…
玄関の段差
廊下の滑り
浴室の危険
夜間のトイレ移動
こういった“日常の落とし穴”が多いんです
そこでレンタル業は、
**「必要な道具を貸す」だけでなく「事故を予防する環境づくり」**へと進化しました。
手すりの適切な位置提案
すべり止め・動線の改善
ベッド周りの安全確保
歩行補助具で活動量を保つ
「介護が必要になってから対応」ではなく、転倒させない仕組みを整える役割が大きくなっていきました️
レンタル業の歴史の中で、重要な変化がもう一つ。
それが、多職種連携の標準化です。
ケアマネジャー:ケアプラン全体を調整
PT/OT:身体機能・動作・転倒リスクを評価
看護師:医療的ケアや体調の観察
家族:介助量や不安を共有
レンタル業者:用具選定・設置・調整・フォロー
このチーム連携によって、「道具を置いたけど使えない」「危険だった」という失敗が減り、生活の質が上がっていったのです
日本は、住み慣れた地域で暮らし続けるために「地域包括ケア」の考え方を強めてきました。
その中で福祉用具レンタルは、地域生活を支えるインフラ的存在に。
例えば…
退院直後、すぐにベッドや手すりが必要
病状が変化しやすいから、短期間で交換が必要
急なトラブルに即対応できる体制が必要
レンタル業者は「地域のスピード感」に合わせ、迅速対応や情報共有の精度が求められるようになりました⚡
レンタルには「中古を使うのが不安」という声がつきものです。
だからこそ業界は、衛生管理・メンテナンス体制を強化してきました。
洗浄・消毒・乾燥
部品交換
点検・動作確認
管理記録の徹底
こうした積み重ねがあるからこそ、利用者は安心してレンタルできます。
“信頼される仕組みづくり”も、この業界の歴史の重要な柱なんです
今後、レンタル業はさらに変化します。歴史は現在進行形です。
ベッド離床センサー
転倒検知
活動量の可視化
リモートでの状況把握
「道具」+「データ」で、安全と自立を支える時代へ。
介護者が足りない社会では、福祉用具が“人の代わり”をする場面も増えます。
移乗リフト
電動昇降機器
自動化された補助用具
今後は「何を貸すか」よりも
**「どう適合させて、その人の生活に馴染ませるか」**が差になります。
福祉用具レンタルの歴史は、
✅ 介護保険で社会に広がり
✅ 用具の高機能化で価値が増し
✅ 多職種連携で失敗が減り
✅ 地域包括ケアでインフラ化し
✅ ICTで未来へ進化している
そんな流れで続いています
福祉用具レンタル業は、単なる「貸し出し」ではなく、
**その人の人生と暮らしを守るための“生活支援のプロ”**へと変わってきたのです✨
皆さんこんにちは!
合同会社うさぎの介護用品店、更新担当の中西です。
~「家で暮らしたい」を支える~
「できるだけ住み慣れた家で暮らしたい」
これは高齢になっても、障がいがあっても、多くの人が抱く自然な願いです。福祉用具レンタル業は、その願いを現実に近づけるために発展してきました。今回は、福祉用具レンタルの歴史を“暮らしの変化”と“制度の変化”の両面からたどり、今のレンタルがなぜ必要とされるのかをわかりやすく紹介します
いまは「車いす」「介護ベッド」「手すり」「歩行器」など、必要なものを必要な期間だけ借りられます。でも昔は、そもそも“借りる”という発想が一般的ではありませんでした。
布団の上げ下ろしが大変なら、部屋の配置を変える
段差がつらければ、板を渡して簡易スロープにする
立ち上がりにくければ、柱や家具につかまる
寝たきりになれば、家族が体位変換・おむつ交換
つまり、介護は家庭内の工夫と家族の力が中心でした。もちろんそれは温かい面もありましたが、介護者の負担は非常に大きく、介護される本人も「申し訳ない」と感じやすい状況だったのです
戦後の日本では、生活様式が大きく変化しました。
木造平屋 → 集合住宅や二階建てが増える
畳中心 → ベッドや椅子の生活が増える
大家族 → 核家族化(介護の担い手が減る)
こうした変化により、家庭内の工夫だけでは支えきれない場面が増えます。たとえば、階段が多い家での移動、寝起きがつらい人の起き上がり、浴室での転倒リスクなど…。「生活の場」が複雑化し、専門的な道具が必要になっていきました⚠️
昔の福祉用具は、医療機器に近い位置づけで「購入」が主流でした。ところが、介護の現場ではこうした課題が出てきます。
介護ベッドなどは高額になりやすい
状態が変わると合わなくなる(回復・悪化・体格変化)
使う期間が短いこともある(退院後だけ、骨折の一時期だけ等)
収納や処分が大変
つまり福祉用具は「一度買えば終わり」ではなく、身体状況や住環境に合わせて“変えていく”必要がある道具だったのです。そこで注目されたのが、必要なときに必要なものを利用できるレンタルという考え方でした✨
福祉用具レンタル業の歴史において、最も大きな節目の一つが**介護保険制度の開始(2000年)**です。
この制度により、「介護は家族だけで抱えるもの」から「社会全体で支えるもの」へという方向が強まりました
そして福祉用具は、介護保険サービスの中でも重要な位置づけに。
特にレンタルは、在宅生活を支える“インフラ”のような存在になっていきます。
購入負担を抑えられる
状態に合わせて交換できる
使わなくなったら返せる
専門職が選定・調整しやすい
「合わない道具を無理して使う」リスクが下がり、安全性と自立支援が一気に進んだのです
昔のレンタルが「貸すだけ」だったとすれば、現在は「暮らしを整えるサービス」に近い存在です。
利用者の身体状況に合う用具の提案
家の間取りや動線に合わせた設置
手すり位置の調整、ベッド高さ調整
使用方法の説明・安全指導
定期点検、故障時の迅速対応
状態変化に応じた交換提案
つまり、レンタルは“物”ではなく“安心”を届ける仕事になっていったんですね
介護の目的は「お世話をすること」だけではありません。
本来の大切な目標は、できることを増やし、できるだけ自分らしく暮らすことです。
手すりがあれば、トイレに一人で行ける
歩行器があれば、転倒の恐怖が減る♀️
介護ベッドがあれば、起き上がりが楽になる️
車いすがあれば、外出の機会が増える
福祉用具レンタル業は、この「自立支援」を暮らしの中で実現するために発展してきた歴史を持っています。
福祉用具レンタル業の歴史は、
✅ 家族介護の限界
✅ 住環境・生活様式の変化
✅ 制度(介護保険)の整備
✅ 自立支援の考え方